准教授 竹村英和
このブログを執筆するにあたって、「自分自身で最初に読んだ本は何だろう?」と、ふと考えてみました。おそらく幼稚園生のときに読んだ「こどものせかい」という絵本であったと記憶しています。今から30年以上も前のことですので漠然とした記憶ですが、描かれている絵を見ながら、空想を膨らませ、興味を持ったのではないかと思います。
あれから30年以上が経過した現在、定期的に読書をする習慣はありません。しかし、本を読むことが嫌いというわけではなく、新幹線や飛行機で移動するときなど時間に余裕がある際には、必ずといっていいほど本を読んでいます。また、何かを購入する目的がなくても、書店に立ち寄ることもあります。
具体的な目的もなく書店で本を眺めていると、ふと興味が持てそうな本を見つけることがあります。それは、漫画であったり、推理小説であったり、スポーツ指導者の考え方に関するものであったりと様々です。そして、実際に読み始めると、その本に引き込まれていくとともに、新たな発見をすることがあります。
学生の皆さんも、子どものときに空想を膨らませ、興味を持ったことが一つはあると思います。また、大人になった現在も漫画を含めた何らかの本を読むことに夢中になったことがあるのではないでしょうか。
図書館や書店で「本」を眺めていると、自分自身が興味を持てる新たな「出会い」があるかもしれません。そして、本との出会いは単に知識を身につけるだけではなく、自分自身の視野を広げることや、気分転換にもつなげられるのではないかと思います。
興味の持ち方は、人それぞれです。本を「探してみる」・「眺めてみる」、あるいはこのブログで紹介されている諸先生方の記事を手がかりにすることで、自分自身に合った本を見つけることができるのではないでしょうか。