講師 岩田 純
私が仙台大学に来てから、ある先生に薦められて読んだ本です。2003年のベストセラーと言われる本で、「世の中で起こった出来事」や「物事の考え方」などを“なるほど”とか“そんな見方もあるのか”などと思わせるような視点で書いてあります。
読んだ人によってどう感じるかは違うと思いますが、例えば、将来の事など何かに行き詰まったり、今の生活に疑問を感じていたりする人には、何かのきっかけ作りになるかもしれません。著者の話を出版社の人が文章にしたもので、比較的読みやすく書いてあると思います。
仕事が忙しくて、ニュースもろくに見ていなかった頃、世の中のことに目を向けてみるきっかけ作りにもなりました。本の中に出てくる世の中で起こった出来事については少し古い内容もありますが、とにかくおもしろいと思います。
「超バカの壁(2006年)」は「バカの壁」の続編ですが、場合によってはこちらのほうがわかりやすいかもしれません。それら2つの本の間に「死の壁」という本も出ています。こちらはまだ読んでいませんが、近いうちに読んでみるつもりです。
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- 「バカの壁」 養老孟司 新潮新書 304 Yt 図書館2階
- 「超バカの壁」養老孟司 新潮新書 (現在は所蔵なし)