図書委員会
<震災関連>
大震災をどのように捉え何をなすべきか
- 内橋克人編『大震災のなかで:私たちは何をすべきか』岩波新書 2011年6月
- 内橋克人『日本の原発、どこで間違えたのか』朝日新聞 2011年4月
放射線の理解と具体的な対処法
- 中川恵一『放射線のひみつ―正しく理解し、この時代を生き延びるための30の解説』朝日出版社 2011年6月
- 高田純『放射線から子どもの命を守る』(幻冬舎ルネッサンス新書)2011年7月
反原発の闘士である人のエネルギー論と予言的な書。
- 広瀬隆『二酸化炭素温暖化説の崩壊』(集英社新書)2010年7月
- 広瀬隆『原子炉時限爆弾―大地震におびえる日本列島』ダイヤモンド社 2010年8月
<アジア・太平洋戦争を理解する>(挙げればきりがないが)
- 大岡昇平『俘虜記』、『野火』
- 遠藤周作『海と毒薬』
- 大江健三郎『ヒロシマノート』
- 井伏鱒二『黒い雨』
- 児島譲『東京裁判』上、下、中公文庫
- 吉田裕『アジア太平洋戦争』(シリーズ日本近現代史6)岩波新書
<スポーツ・ドキュメンタリー>
ボクシングに賭けた青春群像
- 後藤正治『遠いリング』岩波現代文庫
スポーツの世界で有名ではないが、魅力ある男たち
- 後藤正治『咬ませ犬』岩波書店(同時代ライブラリー)
松井秀喜、伊達公子、岡野功、古賀稔彦など孤高のスポーツ・パーソンを描く
- 後藤正治『孤高の戦い人』岩波現代文庫
最強のクライマー山野井泰史の挑戦と壮絶な戦い
- 沢木耕太郎『凍』新潮文庫
<自然科学関係>
スリリングな最新の宇宙論(インフレーション理論、マルチバースなど)
- 佐藤勝彦『宇宙論入門』岩波新書
地球と生命の進化の関係にかんする大胆な仮説
- 丸山茂徳、磯崎行雄『地球と生命の歴史』岩波新書
生命の複雑さ・精妙さ、細胞で何が行われているか
- 永田和宏『タンパク質の一生――生命活動の舞台裏』岩波新書
<文明論・人生論>
哲学者はオオカミから何を学ぶか
- マーク・ローランズ『哲学者とオオカミ――愛・死・幸福についてのレッスン』白水社
若者層の増大という視点から世界史を解釈する論争の書
- グナル・ハインゾーン『自爆する若者たち――人口学が警告する驚愕の未来』新潮選書